究極の改造とは

さて、そういっただれでも出来る改造を越えた――大人の力をフルに利用した改造こそ、僕は「改造されたベイブレード」だと思う。
以前ネット上のどこかで、自分で金属を削りだしたアタックリングなどを自作している人を見かけたことがある。ベイブレードはそれぞれのパーツに互換性があるため、接続部分に汎用性を持たせれば、自作のパーツでも簡単に接続することが出来るのだ。そのため、モデラーなどの自作のパーツを作る技術を持つ人達はこぞってこの自作パーツを作っていたという。
僕は昔、そういったパーツを公開しているHPを見て、いたく感動した覚えがある。その頃は既に玩具なんてもので遊ばなくなって久しかったが、「玩具なんて子供のものだろ」という考えしかなかった当時の僕に(いや、真理だと思うけども)、「大人の全力の玩具の遊び方」という世界は実に新鮮で、胸が熱くなる物があった。
僕はもう、最近の子供の玩具は分からない。むしろ最近は、ブームが起きるとしたらビデオゲームばかりだと思う。
だが、もしこういった「ベイブレード」のような特性を持つ玩具が登場したならば、全力でバカをやる大人、とやらになってみるのも悪くない。

熱き大人たちの背中を追って……! +1 !

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ベイブレード。1999年にタカラ社(現・タカラトミー)から発売された玩具である。ベーゴマという古典的な遊びをスタイリッシュに変化させ、豊富なラインナップからカスタマイズ出来る自由度、その戦略性が受け、当時の子どもたちに社会現象を起こすほど爆発的な人気を博した。かくいう筆者も、子供の頃はもっぱら「シューター」と「ワインダー」でベイブレードを回しまくっていたものだ。ベイブレードが流行した理由として、上
懐かしの「チョイ改造」
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