ベイブレード。1999年にタカラ社（現・タカラトミー）から発売された玩具である。ベーゴマという古典的な遊びをスタイリッシュに変化させ、豊富なラインナップからカスタマイズ出来る自由度、その戦略性が受け、当時の子どもたちに社会現象を起こすほど爆発的な人気を博した。かくいう筆者も、子供の頃はもっぱら「シューター」と「ワインダー」でベイブレードを回しまくっていたものだ。
ベイブレードが流行した理由として、上記でも書いたとおり、豊富なラインナップからカスタマイズが出来ることが挙げられる。「ジョイント」と呼...

こういう玩具というと、ミニ四駆なんかもそうだが、高い技術力を誇る大きなお友達によっておぞましい改造をされてしまうことが多い。もっとも、そういった改造を施された玩具は大会などで公式に使用することが出来ないため、子供の玩具を使って大人だけで遊ぶ、という本末転倒な遊び方しか出来ないわけだが、それはそれとして、玩具の限界に挑むというのはなかなかに工学的なロマンがある。
パッと最初に思いつく改造といえば、本来は接続不可能なジョイントをすることだ。ベイブレードは主にアタックリング、ウェイトディスク、ブレード...

さて、そういっただれでも出来る改造を越えた――大人の力をフルに利用した改造こそ、僕は「改造されたベイブレード」だと思う。
以前ネット上のどこかで、自分で金属を削りだしたアタックリングなどを自作している人を見かけたことがある。ベイブレードはそれぞれのパーツに互換性があるため、接続部分に汎用性を持たせれば、自作のパーツでも簡単に接続することが出来るのだ。そのため、モデラーなどの自作のパーツを作る技術を持つ人達はこぞってこの自作パーツを作っていたという。
僕は昔、そういったパーツを公開しているHPを見...

コラム「懐かしのベイブレード！その改造とは？」について、Sakuyuさんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。（2015/5/19）

我が家にも昔、ベイブレードがありました。たぶん、兄弟が持っていたのだと思います。コマがあんなにもかっこよくなるのかと感心したことを覚えていますが、周りの子どもたちの間でかなり流行していました。それぞれが自分好みのものを作り上げて、楽しんでいたようです。大元は出来ているものを、すこしだけカスタマイズして友達とは違うものを作るというのも楽しかったようです。私...

コラム「懐かしのベイブレード！その改造とは？」について、Miki Akamiさんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。（2015/5/22）

ベイブレードなど、懐かしい玩具が新しい形になって、改めて流行ることはよくあることですね。ベイブレードのように形や遊び方が変わって流行るものもあれば、けん玉のように、昔のまま流行出すこともあります。ヨーヨーも何度かブームはきましたが、今では形も違うし構造自体も違います。そして流行出すと、大人たちが昔を懐かしむように、子供の玩具にもかかわらず、遊びを...

コラム「懐かしのベイブレード！その改造とは？」について、Takominさんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。（2015/7/4）

ベイブレード、男子がよく遊んでいましたね～！残念ながら女子の私は、ベイブレードで遊んだ事がありません。しかし、同級生の男子たちは、夢中になって遊んでいて、先生に怒られていた事もあるくらいです。私にとって縁が無いと思っていたベイブレードですが、甥っ子が生まれて大きくなると、ベイブレードで遊ぶようになったのです！私の子供の頃と約30年の時間の差があるのですが...

「懐かしのベイブレード！その改造とは？」へのMikiAkamiさんのコメント
ベイブレードのような懐かしい玩具では、けん玉も流行ってきてますね。けん玉も今では光るものなどや、また、ひもがないけん玉もあります。けん玉検定も近年若い子が増えて来ているみたいですね。ヨーヨーも今では進化しているみたいで、世界大会などもあるくらいですからね。インターネットの動画で自分の技を簡単に披露できる時代だから、世界中にあっという間に広がって、流行するのでしょうね。子どもの遊びが、今では大人の遊びと進化しているのでし...

「懐かしのベイブレード！その改造とは？」についてのAnhMotherさんのコメント
わかりますねぇ、この大きなお友達の熱い情熱。何しろ、我が家にも二人ほどいますから。一人は間もなく中学生になろうという図体だけが大きなお友達で、もう一人は中年太りが気になり始めたれっきとしたお父さん。ミニ四駆の改造にはまりにはまっているので、家中のそこかしこに改造パーツが散らばって、危ないったらありゃしないんですけど。勿論、反対する気はありません。というか諦めてます。彼らのお小遣いでやっている間は一向に構いません。...